どんな業界になっているのだろう?
僕の住んでいる町には大きな鉄橋の下に洞窟がある。なぜ、こんなところに洞窟があるのだろうかとおじいさんに聞いたら防空壕の後だと教えてもらった。ちょうど60年ほど前、この国では大きな戦争があって空から爆弾がいっぱい落ちてきたのだとか。今のこの平和な世界に生きている僕には想像もできない。
その防空壕には1人のおばあさんが住んでいた。たまに、外にでてサンマを焼いていたりする。その人を見て、みんなは憐れだ、憐れだと話していた。でも、あのおばあさんは本当に憐れなのだろうか?おばあさんは自分で憐れだと思っているのだろうか?屋根のある家に住むことが当たり前だと決めけて彼女の生き方を否定する人たちこそが本当に憐れだと思えるのは僕だけなのだろうか?